読書感想文ってなんやねん
先日、長男氏(小1)の小学校の面談で、
「感想を言ったり書いたりがあまり上手にできないですねー。」
と言われて、自分も昔そうだったし、それはそれでいいんじゃないか、と思っていたのですが、以下の五味太郎さんの記事を見てふと思ったこと。
そもそも、読書感想文って、以下2つの大きな壁があるんじゃないかと。
- そもそも文章を読まされている
- 感想を求められていない
そもそも文章を読まされている
読書感想文ってそのきっかけが強制的なんですよね。
例えば国語の教科書に乗っている文章であったり、宿題として本を読んで感想文を書いてこい、と言われたり。
与えられた課題に答えないと、とは思うけど、求められていることが理解できていないので、「別に読みたい文章でも無いのに、感想なんて無い」「ふーん」「別に」というのが小さい頃に思っていた記憶。
感想を求められていない
読書感想文で求められているのは感想ではなく、人にオススメする紹介文なんだと思うのです。
「私はこの本を読んでこう思いました。なぜなら、こういうところが素晴らしいと思ったからです。ほら、みんなも読みたいでしょう?」
みたいなことを求められているのではないかと。
Amazonのトップレビューをコピペすれば非常に良い感想文が出来そうですね!(ダメ
読書感想文の意義
結局、読書感想文で養われるのは
「大きくなって、別に好きでもないなんの思い入れもない商品を人に売り込まないとイケない時に役立つスキル」
なんだと思う。
長男に本や文章を読ませて感想を聞いても以下のような感じ。
自分 「その文章読んでどう思った?」
長男氏「おもしろかった。」
自分 「どこが?」
長男氏「主人公がxxしたところー。(文章後半の覚えてる所)」
自分 「なんで?」
長男氏「……」
全くもって興味ないんだろうなー。
別に読書感想文をうまく書け、とは思わないけど、まずは興味のある事や話に出会わせてやる所からだ。