お料理とシステム構築
エンプラSIな現場で料理の話をしてたら、
「そういえばこの案件で料理するのテッキーな人ばっかっすねー」
って話になって走り書き。
料理には3つのプロセスがあるなー、と。
- 作るものを考える
- 作る工程や順序を設計する
- 実際に調理する
で、なんでそんなことを考えてたかというと、日本のSI業界に対して感じてた違和感がふと胸に落ちたところがあり。
システム開発のプロセスも大きく分けて3つ。
- 企画:どんなシステムを作るか
- 計画:どう作るかの計画作り
- 構築:実際に作る
ボリュームとしては圧倒的に後ろ2つが多いですね。
で、日本のSI業界は多重構造になっていて、大手SIやITコンサルファームの人たちは、実際にものは作らないので、計画と構築が予定通りに進んでいるかの管理をする。
所謂プロジェクトマネジメント的な。
今所属してる会社もそんな人たちで溢れてますし、そこをきちんとしないと評価されないよ、と言われています。
ただ今は技術的な革新期。
新しい食材がどんどん出てるような状態で、それを知らずに管理だけするような人たちが、いつまで価値を出し続けられるのかなー、と。
個人としては『新しい食材を知り』『新しい料理を考え』『美味しく調理できる』人になりたいもんです。
ウチの現場の管理屋な人たちが料理に興味ないのも、そんな志向の違いかな、とふと思ったので。