お料理とシステム構築

エンプラSIな現場で料理の話をしてたら、
「そういえばこの案件で料理するのテッキーな人ばっかっすねー」
って話になって走り書き。

 

料理には3つのプロセスがあるなー、と。

  • 作るものを考える
  • 作る工程や順序を設計する
  • 実際に調理する

 

で、なんでそんなことを考えてたかというと、日本のSI業界に対して感じてた違和感がふと胸に落ちたところがあり。

 

システム開発のプロセスも大きく分けて3つ。

  • 企画:どんなシステムを作るか
  • 計画:どう作るかの計画作り
  • 構築:実際に作る

 

ボリュームとしては圧倒的に後ろ2つが多いですね。

 

で、日本のSI業界は多重構造になっていて、大手SIやITコンサルファームの人たちは、実際にものは作らないので、計画と構築が予定通りに進んでいるかの管理をする。

所謂プロジェクトマネジメント的な。

 

今所属してる会社もそんな人たちで溢れてますし、そこをきちんとしないと評価されないよ、と言われています。

 

ただ今は技術的な革新期。

新しい食材がどんどん出てるような状態で、それを知らずに管理だけするような人たちが、いつまで価値を出し続けられるのかなー、と。

 

個人としては『新しい食材を知り』『新しい料理を考え』『美味しく調理できる』人になりたいもんです。

 

ウチの現場の管理屋な人たちが料理に興味ないのも、そんな志向の違いかな、とふと思ったので。

 

 

2015年買って良かったものメモ

 2015年に買ってよかったものメモ。

 

これも今年中じゃないとまとめる気もしないだろう、と。

Amazonで買ったものを見返してた。

Bluetoothヘッドセット

ジムに通うようになって、ipodを別持ちするのも面倒と思い、iphoneで音楽を聞いたり動画見たりしながら運動するのに、Bluuetoothのヘッドセット。

値段相応だけど、それなりに使えてます。

マイク内臓とあるけど、多分マイクは入ってないので要注意。

 

iPhone6sカバー

iphone6以降、蓋付きのケースが主流になりつつありますが、個人的にあまり好きではなくて、前面ガラスを保護できて、蓋なしのケースが欲しかった。

前面が画面より少し高さがあって、画面を下にして机などにおいても傷がつかないカバーを探していて、これを発見。耐衝撃性もそれなりなので良い感じ。

 

スマホ自転車マウント用ホルダー

チャリ通時のスマホマウント用に購入

6sに機種変して薄くなると、ホールド感が減ってしまいましたが、オプションで付いているスポンジを追加で貼り付けて底上げすれば、問題ありませんでした。

信号で停まった時にIngress活動などに。。。

※運転しながらのスマホ操作は禁止されています!安全運転!

ステム径に合わせて数商品展開されているので、事前にステム径を図って買いましょう。

MINOURA(ミノウラ) スマートフォンホルダー [iH-400 OS] オーバーサイズ 27.2mm/31.8mm/35.0mm

MINOURA(ミノウラ) スマートフォンホルダー [iH-400 OS] オーバーサイズ 27.2mm/31.8mm/35.0mm

 

 

バイルブースター 

iPhoneの電池を長持ちさせよう、そう考えていた次期が私にもありました。。。

が、Ingressとかチャリ乗りながらGPS動かしたりとかするとなると、そもそも浪費が激しい前提で、運用すべき、ということで。

最新は20100Ahですねー。

 急速充電対応ですが、ケーブルも急速充電対応が必要なのでケーブル選びも注意しましょう。

みよーん、てなるやつ。

肩こりが酷く、この手の肩こり対策グッズは結構いろいろ試しているんですが、これ、会社と自宅用に2つ買いました。

肩甲骨剥がしに必携。 

La・VIE(ラ・ヴィ) のびーるフィットネス スーパーハード 3B-3017

La・VIE(ラ・ヴィ) のびーるフィットネス スーパーハード 3B-3017

 

 

 酸素系漂白剤

シャボン玉石けん 酸素系漂白剤

シャボン玉石けん 酸素系漂白剤

 

はい、お鍋の焦げ取り、服についた汚れの漂白、洗濯槽の掃除など、何でもござれ。

大掃除でも大活躍してもらいました。

matome.naver.jp

 

 

他にFirestick TVとかはやっぱ買って後悔なかったけど、特に書き出すとしたらこんなもんかなー?

2015年、転職してました。

2015年、新卒で10年勤めた会社を退職し、新しい会社に移りました。

こんな話年内に書かないともう書かないだろう、と思い、大晦日にバタバタ更新。

そもそもお前誰?

いわゆるエンプラSIerで、SAPの ERPコンサルタントと言われる免許持ちでお仕事をしていた*1人間です。

キャリア的にはちょっと変なキャリアで、ERPの導入をずっとやってたわけではなく、いわゆる周辺系含めてアーキテクチャ標準化とかのエンプラSIにありがちな重厚な感じのお仕事や、業務アプリより少し深め(?)なレイヤーのお仕事*2をしたり、データモデリングみたいな領域の事業化なんか担当してました。

言語は読んだり書いたりもできますが、あまりバリバリ開発ができるわけではない、腐れSEチックな人間です。

そもそもSAP関連の人の転職記事もあまり無いような気もしていて、叩かれるかもしれないけど、こんな人の戯れ言が書かれたエントリもあってもいいかなー、と思い。

なんで転職したの?

エンプラ向けのSIに嫌気が刺したわけではないです。

前述の多通貨、複数税率とか丸めとかビジネスロジック萌え属性持ちらしく、エンプラ系には携わっていたいなー、というのは正直な所。UI系はあまり興味ない。

あと、SAP ERPって素晴らしいんですよ。上記のビジネスロジックみたいな観点と、開発周りの機能(構成管理とか)にすごいお金かけてたりとか、業務アプリの開発基盤としてはかなり洗練されています。(データ型に金額型とか数量型とかあるんですよ!)

同じ会社に10年も勤めるとは正直入社時は思ってなかったのですが、それなりに面白いことをやらせてくれたし、事業化の取り組みなんかも好きに動かせてもらえたというところで、感謝してます。一応事業としては立ち上がったし、恩返しもできたかな?と。

一方で10年目でやめるに至った経緯は大きく以下3点。

ウォーターフォールな人月商売に嫌気

SIer的な価値観に嫌気が刺した、というのが大きいかも。
WFでスコープ決めて、いらない機能でも作ってヘッドカウントを稼いだり、

「今の経営環境だとこっち作ったほうがよくね?」

って言っても

「うるせぇ、契約に無いもん作ろうとすんな」

みたいな。

まぁ人月/請負商売の残念なところですかね。

小規模な案件ではお客様と調整のうえ、いわゆるScrumみたいに調整できる進め方をしていたケースもありますが、基幹システムとかだと自ずと領域も広く規模が大きくなりがちなので、やはり難しかった。

- 成長の可能性

「10年も仕事してて成長って今更w」

って笑われそうですが、そんな大きな会社でもないので、人手不足感は常にありました。
そんな中で、実際問題10年も仕事して新しい事業の推進とかそれなりのお仕事をやらせてもらってると、第一人者として認知されてしまって社内であまり議論をできる人がいなくなってきてました。

もちろんマネタイズなどの話はできるんですが、その事業に対するお客様の要求や技術面とかのコアにある領域の深掘りができない、というか。

お客様のところに行って議論をしたり、SNSとかで議論したり意見交換したりのほうが楽しくなったり。

あれ?俺なんでこの会社に所属してるんだっけ?という感覚。

- お金

やっぱりお金は大事。プライベート面もいろいろある中で、嫁子供食べさせないとなので。

転職活動

転職活動、ほとんどしてません。
炎上プロジェクトの火消しをしながらだったのもあり、余裕がなかったというのが正直な所。

一応何社かは事前にお誘いを頂いていたので。
「転職しようかなぁ」とSNSで話していたら、更に数社からもお誘い頂けましたので、SNS転職は可能だな、と思いました。

転職サイトには以前から登録していましたが、エージェントなどは利用しませんでした。

転職サイトのノウハウ集なんかも見ましたが、結局転職サイトもエージェントも自分のキャリアで無理めの転職をサポートする仕組みだなぁ、というのが個人的な感想。

中間マージンがとられると給与交渉などが難しくなるかな、と考えていた部分もあるし、正直一時金の交渉のネタにしました。

それなりに実績作ってる人で、転職したい先の会社の目星がついてて、その会社に自分の何が訴求できるか考えられれば不要。

転職先の決定は、金額面/非金額面の両面でご提示頂いた条件と、各会社の文化やワークスタイルが自分の希望と一致するかで絞りました。

転職先は?

SAPとかのキーワードでRFPの出し先なんて大体両手で数えられるくらいに絞られる絞られるわけで、まぁ、その中の何処かです。

しばらくは結果残さないと行けないので、現場でお仕事しながら新しい研究開発的な話にも関わっていけるようなポジションを頂けました。

 2016年もがんばるぞー。

*1:失効済み

*2:多通貨、複数税率、複数会社、丸め、丸め差異調整、国際化、複数タイムゾーン、インターフェース、トランザクション管理みたいなキーワード。

議事録書くのは何のため?

どうも、新人時代、いきなり要件定義の案件に放り込まれて、ロジ系から会計、人事、管理会計まで全業務領域の議事録を毎日死にそうになりながらグーグル先生と仲良くしながら書いていたものです。

 

私はエンプラSIな人間なのでシステム開発な現場を前提に書きますが、システム開発やそれ以外の場面でも議事録を書くことってあると思うんです。

今日は議事録って、何のために書くんだろう、というお話。

 

議事録は参加者間の認識合わせのため?

議事録は参加者や参加してない人の間の認識合わせのためのもの。

個人的にはこれだけでは20点だと思ってます。

 

よく、上記のような前提で
「でもこのお客さんは言ったことすぐひっくり返るし、議事録なんて書く意味内から。Todoとかは別で管理するし。」
とか言いながら、議事録なんて作らない、という現場を嫌という程見てきました。

 

結果、何が起きるか。

当然ながら、お客さんは前回言ったことは覆します。

で、問題はもっと時間を置いてから起こります。

 

工程が進み、テスト、運用設計等。稼働が近づくに連れて起きること。

というか起きなかった現場見たこと無い。

 

『あれ?これってなんでこんな仕様なんだっけ?』

『この処理いるの?なんでこんな処理追加してあんの?』

『このサーバーのパラメータ、なんでこんな値に書き換えてんの?』

 

で、回答。

『当時の担当者リリースしちゃったんでわかりません!』

『いらないんじゃね?消して問題あったらなんか起きるっしょ。』→稼働後障害

消さなかったら消さなかったで、

// よく分からないからけど動いてるから触っちゃダメ

的なコメントが残ったり。。。

 

議事録は経緯を残すためのもの。

SIにしろ、何にしろ成果物は結果でしかありません


もちろん構成管理ツールやチケット管理とかをしていれば変更も見えるし、経緯を追うには有効です。

ただ、ものを作り始める以前やセールスの段階など、ゆる~い段階で、ことの経緯を記録するには議事録というのが、情報共有にもなるし、いいかなぁ、と。

なので、個人的には決定事項だけ書くのではなく事のやり取りの経緯や発言者も含めて書くほうが好きです。

 

ということで、無駄に成果物の体裁整えたり、綺麗なドキュメント作るために時間かけるなら、議事録書いたほうが全体の品質は確実に上がるとおもいますよ、という話。

はてなブログはじめてみます。

ここ数年、忙しさにかまけて、本業とTwitter以外にアウトプットを出していなかったので、心機一転、頭の中を書き出す場として使ってみようかと。

とりあえずアウトプット、思考の整理がメインなので、まずはすぐに始められるここで始めます。

 

もしも今後、やっぱOSSのゴリゴリできる環境がいいかなー、とかあったら移行するかも。

 

馬鹿なので賢い人からコメント貰えれば喜びます。